◆お米便り 2007年春号 (PHDファイル)

お米便り   

田植えが終わりました! 準備が3月中旬から始まり毎日忙しい日が続きました。
たった5日間で田植えは終わりましたが、その準備は大変です。
今回はその様子を少し紹介させてください。


1.  肥料を混ぜる

2. 肥料を混ぜた土を1トン袋に入れる

3. 1トン袋に入れた土
3月20日頃から種まきの準備が始まります。 
写真はは育苗(イクビョウ)用の箱に入れる土に肥料を混ぜている所です。
これが始まると農繁期の始まりです。

15トン(4,000箱分)の土を肥料を混ぜました。(写真1.2)
昔は親父とスコップで混ぜました。ヘトヘトになり何日もかかってやってましたが今では2日でできるようになりました。
土 1トン入る袋に入れて準備完了! (写真3)


4. 芽だし機で発芽

5. 種まき

6.種をまいた箱をハウスに並べる

7. ハウスに水をまく

今年も4月10日から種まきをしました。
34度のお湯が循環する芽出し機に入れると24時間で発芽します。(写真4)
種まきは種まき機でします。 育苗の箱に肥料を混ぜた土を入れ、その上に種をまき、水をかける作業を長いベルトコンベア-で一度にやります。(写真5)
種をまいた箱をトラックに積みビニールハウスに運び、その箱を1枚ずつていねいに並べシルバー色のシートをかけて芽の出るのを待ちます。(写真6)
芽が出ると毎日水をかけて管理します。写真は自動かん水で一斉に水をやっているところです。(写真7)

8 肥料をまく

9 耕す

10 田植え

11. 取材の様子

種まきが終わると田んぼに肥料をまき耕します。(写真8・9)
中京テレビのクスクスという番組の取材を受けました。
クスクスホームページ   http://www.ctv.co.jp/kusukusu/
中京地区で放送されました。その地域の方は是非見てください。

真空パック(コチンコチンに固まってます)

お米の真空パックの機械を導入しています。
袋の空気を抜いて中に脱酸素材を入れ、中を無酸素状態にしてしまいます。
夏場の虫対策です。今テストしてますが、1袋作るのにコストと時間がかかります。
カチンコチンになりますので段ボールも変えないと入らなかったり問題もありますが、長期保存しなければいけない方や虫が絶対イヤだという方、 ご希望の方から対応していきます。



お米の保存方法、米にわく虫対策について
夏場は気温が高く 湿度が高いので、長く置くとお米のなかに虫がでてきます。

“河内さんのお米”は基本的に籾で保存して、出荷する直前に籾スリをして、玄米にして精米しそれで余った玄米は低温貯蔵庫に入れて保管しております。

籾のまま保管、玄米は低温貯蔵庫と、精米した日に発送する等できるだけの虫対策、品質保持対策をしておりますが殺虫剤や燻蒸は いっさいやってませんのでどうしても虫がわく可能性があります。

特に夏場はお米を買いすぎないようにお願いします。
また冷暗所で貯蔵(できれば冷蔵庫の野菜室が望ましいです)して下されば、 お米の味が保てます。

お米が余りそうな時はお知らせ下さい。(できたら1ヶ月以上おかない方がいいと思います。)それとお客様側のこめびつもたまにチェックしてくださるようお願いします。

お米についた虫についての質問と答えは お米Q&M にものせています。こちらの方も参考になさってください。


平成11年秋 色彩選別機を購入しました。
どうして、この高価な機械を買うことにしたのか? 色彩選別機とはどんな機械か?
  
以下を読んで私たちの お米作りの姿勢をわかっていただければうれしいです。

お米の中の黒い粒(9/21・22 発送分) について 

平成11年の新米の第1回目に入れたお客様へのお便りです。
この年は夏がものすごく暑くて カメムシが大発生しました。 カメムシのために黒い粒がいつもより多く入ってました。
 
今年のお米ですが、黒いお米がいつもの年より多く見受けられます。
 これはカメムシという虫がかじったあとです、最近大潟村はいなごが異常発生し、又今年の猛暑でカメムシも多く発生してしまいました。 昨日近くの友人と今年の米の話になり「うちの米はカメムシにやられた黒い粒が多くて困ってるんだ」と話すと彼が「うちはいなご退治に殺虫剤を3回やったからそんな黒い米はないなー、やっぱり殺虫剤を3回やってよかったー」と言い、私はちょっと複雑な気持ちになりました。

 稲の穂が出てきた時期に殺虫剤をやるというのは私は絶対にやりたくないし(残留する可能性があります)、かといって虫の被害も困ったものです。
 だけど見た目にはちょっと気になりますが食味にはまったく関係ないので皆様にご理解いただけるようお願いします。
 第1回目のお米の発送時に、このような黒い粒の事を書いた手紙を入れましたが、その後色々考えて決めました。
色彩選別機を購入しました。
そして・・・
お米の中の黒い粒は無くなりました。
2回目の発送時に入れた手紙より

 新米の初出荷のお客様には上記の手紙を入れたのですが、その後いろいろと考えた末、来年も殺虫剤はやる予定がなく、そうするとまた虫食い米が出てくると予想されます、そこで思い切って色彩選別機という機械を導入しました。
 この機械はお米を高速で1粒づつ流して色の黒い米があると空気ではねとばす、という大変高価な機械なのですが、長く使っていくことを考え買ってしまいました。現在のお米は虫食いの米を選別しておりますので(全部は取り切れませんが)平年並み程度の混入率になっております。
 
 今年の米は高温障害による白い粒が若干ありますが味は粘りがあってとてもおいしくできたと思っております、これからも”河内さんちのおこめ”をよろしくお願いします。
 


夏場のお米の保存方法を変えました
今年から米の保存方法を少し変えました、夏場の低温倉庫での玄米の保存をやめました。.
なぜやめたかというと低温倉庫で13度で保存した玄米をいきなり30度以上の外の温度にさらすと結露して米が痛むことがわかったからです。その代わり玄米にしておく時間をなるべく少なくして夏場は10日以上おかないように月に3回は籾すりしております。その結果夏場の米にもかかわらずおいしいお米をお届けできたと思っております。(そのぶん新米の感激が少なくなるかもしれませんが・・・。)
お米の袋を変えました
お気づきのことと思いますが最近お米の袋を変えました。.
ポリエチレンのをやめて、環境に優しく燃えるゴミとして出せる袋です。
その反面少し破れやすい欠点があります。もし袋が破れていたらお知らせ下さい、お取り替えします。
ホーム こだわりのお米 新米 お米ダイヤリー お米ニュース お米Q&A お客様からのお便り 商品・注文 お米掲示板 問い合わせ