ホームページにて、「放射能・残留農薬結果」のページを更新いたしました。
最近お問合せが増えております「カドミウム」の値も、「検出せず」との結果でした。
安心してご購入ください。





今年は雨が例年より多いこともあってか、機会がぬかるみにはまりそうでとても危ないようです。
おとうさんがこの様に危険と隣り合わせの中、せっせと稲刈りをしている間………
格納庫では残りの家族が(写真の時は運送会社さんも)、息を切らしながら発送作業をしております。
わたくしも昨年よりもなんだか身体が衰えているのをひしひしと感じます。
ドラッグストアで購入したコルセットにはものすごく助けられております。いい買い物をしました
家族4人と猫たち、みんなそれぞれのお仕事を頑張っております。
珍しく凛々しい顔つきのポポ
珍しく舌をしまい忘れているキメ
めっちゃ端っこで用を足すカンタ。
おまけでお送りしている稲穂は、今年もすてきにお客様のお宅でしつらいに使っていただいた様でした。
皆さまの手にとっていただき、季節を感じていただければ嬉しく思います。
令和7年産の新米が、続々と出荷されております。
令和6年産では年度の途中より単発注文を停止するはこびとなり、多くのお客様へ多大なご迷惑をおかけしました。
販売できなかった時期が長かったにも関わらず、今年の新米もたくさんのご予約をいただき心から感謝いたします。
ただいま、家族総出で稲刈りと発送作業に全力を尽くしております。
今年は稲刈り直前の時期に、秋田県は大雨に見舞われました。
被害を受けた地域が多かったのですが、幸いにも大潟村は大きな影響はなく、今年のお米も上々の出来ばえと思われます。
皆さまに美味しいと喜んでいただけるよう、丹精こめて育てました。
今後も 河内さんちのお米 を何卒よろしくお願いいたします。
連日、ものすごい暑さですね。
おいしいかき氷が食べたい季節。
さて、8月のたんぼにもいよいよお花が咲きはじめました。
稲のお花ですね〜!
ただいま「出穂(しゅっすい)期」〜「穂そろい期」。
暑さに負けず順調に育っております。
このまま無事に収穫までいけますように!
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ホームページにて、「令和7年産米について」というページを更新いたしました。
現代の農家の現状、河内家の方針、そして今後の販売についても書いておりますので、ご一読いただければと思います。
順調でございます!
数日前から秋田県は半袖でいられるほどの暑さ。
今日も、どこまでも続く青空がとても気持ちいいです。
毎日おとうさんと旦那がそれぞれ田んぼの見回りをしているのですが、今日は私もついて行きました。
お水の入りも苗の育ちもバッチリ、とのこと。
ところどころ、苗がない部分には手で補植をしながら見て回ります。
植えている最中、おたまじゃくしがいっぱい居る!というので近くに寄ってみますと…
ちっこい子たちがいっぱいいました!!!
夏には立派な姿で大合唱を響かせることでしょう。
ついこの前までは「やっとあったかくなってきた…」と思っていたのに、季節はどんどん移り変わっていきますね。
梅雨を越して、酷暑を耐えれば、あとはもう収穫です。
…えっ……? 早いな……笑
代掻きは一昨日無事に終了しましたが、苗の管理は田植えが終わるまで続きます。
朝から夕方まで、気温を見ながら、天気が変わるたびにハウスへ行って温度を調節します。
土の乾き具合も見て、必要ならお水もあげなければいけません。
そんな水やりで活躍しているのが、自動かん水。
シャワーっと両脇からお水が出ます。
ハウス1棟につき、3分から5分くらいを目安に使用しております。
この元栓は地面に掘った穴の中にあり、専用の長い棒を使ってバルブを回して開閉します。
5月5日、こどもの日。
この日もいつも通りに自動かん水を使い水やりをして、さて元栓を閉めようとバルブを回したところ…
何かモロっとした不思議な感触。
そして回せど回せど弱まらない水の勢い。
嫌な予感がして、バルブが沈む水の中に手を突っ込むと…
バルブの頭が、ない…。
「壊してしまいましたーーー!」
もう急いでおかあさんを呼びに行きましたね。
今もなお出続けるシャワーに恐怖しながらも、「このまま一生止まらなかったらハウスの中の苗箱1個ずつ外に出さなきゃいけないのでは…?!」と気が気ではありませんでした。
そんな中、おかあさんは冷静に、地面に落ちている棒のひとつを手に取り、くるくる回し始めます。
実はこのバルブは、5年前にも壊れているのです。
2020年5月12日
ちょうど5年前の5月。今回同様に田植え前の事件のようです。
その当時、壊れたバルブ用に改造して作られた棒が今日までずっと土の上に転がっており、今回もお世話になったというわけです。
おとうさんにも連絡して、新しく買ったバルブと交換してくれました。
結構大変だったようです。
この日はまだ代掻きが終わっておらずとても忙しい日でしたが、急なトラブルにも即座に対応してもらえて助かりました…
なんでも自分たちで解決できる様にならなきゃいけないんだよなぁ…と改めて思いました。
そして今回わかったのは、バルブの寿命は5年ほどのようだということ。
今回は朝の8時頃に壊れてしまい、新品を買いに行こうにもまだお店が開いていない時間帯でした。
来たる5年後のトラブル対策として、予備のバルブを持っておいた方がいいのかな、という結論に至りました。
備えあれば憂いなし、ですね。
ただ今、代掻き(しろかき)の真っ最中です。
代掻きとは、田んぼに水を張って、土の塊を砕きながら均等に慣らしていく作業のことです。
代掻きの語源は、昔の土地面積の単位「代(しろ)」と、「耕す」=「掻く」からきているようです。
ネット調べですのでどの程度信憑性があるのかは不明ですが、この他には、泥のことを「代(しろ)」と言っていた…という説も見られました。
この掻き混ぜ作業、男性陣はほんの少し薄暗い朝早くから、家でご飯も食べずに田んぼへと出向きます。
トラクターに乗り込み、常に後方を確認しながら、けして広いとは言えないその機械の中でご飯を食べたり、お茶を飲んだり、お煎餅を食べたりしながら頑張るわけです。
他の農家の方で、「朝に笑顔でハイ!って弁当渡されて小さいトラクターに押し込まれてさ、つまりコレ、昼も降りてくるなってコトなんだよ。もうね、だまって一日中座ってるだけだから頭おかしくなってワーーって叫びたくなるよ!」と笑いながら言っていたのを聞いたことがあります。
6時前から、遅ければ19時近くまで、小さなトラクターに乗っております。
気が狂うほどとは過酷なもんだ…と当時は思いましたが、実際間近で見ていますと本当に大変な仕事だと思います。
帰ってくる旦那はクタクタで、常に身体をひねって後ろを見ているそうなので背中が辛い時もある様子。
先日はせっかく田んぼに入れたお水があちこちにあいてしまった穴から漏れ出ていたようで、その穴を探して塞ぐ、を繰り返していたようです。
ちょっと掘ったら更に横穴が、なんてことも。
そしてこの穴をあけてまわるワルイやつは誰かというと…
オマエだったのかー!!
随分悪さを働くらしいです。
うーん、お互いの生活をかけてのせめぎあい。
和平の道は遠いです。
代掻き期間の田んぼは、他にもいろんな発見があります。
ぴょこんと跳ねる、小さなアオガエル。
いつも二羽セットで見かけるカモ。
人慣れしていて動じないシロサギ、アオサギ。
そして私が初めて見かけた、アマサギ!
ミルクティーカラーが可愛らしい。
代掻きをして進む機械の後方は泥の中の虫が上に出て来るのでしょうか、色んな鳥がそれを狙ってチョコチョコとついてくるようです(動画は旦那提供)。
大変な作業ではありますし、見渡す限りの田んぼで変化に乏しくはありますが、たまにこういう自然の風景?に癒されながら頑張って欲しいものです。
代掻きはあと数日のはず…!fight!